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2011年2月 2日 (水)

中国空母ワリヤーグが海上公試運転か

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訂正:まだ公試運転の段階ではない模様です。再度WALL STREET JOURNALの該当記事を読んでもそういったことは書かれていませんでした。あくまでも画像が流出したという主旨の記事でした。動いている様に見える画像は撮影側が動いているとのことです。詳細は動画下の赤字の追記部分をお読みください。私の勉強不足と確認不足により誤った情報を流してしまった事を深くお詫び申し上げます。

 昨年の11月28日にこのブログで「中国が空母5隻建造へ 初の空母は2015年に行動」と中国網がAFP報道を引用し報じる』とのタイトルで中国が空母を保有せんとしている旨を採り上げました。またチャイナネット(中国網)のその記事に中国発の空母『ワリヤーグ』(元旧ソ連製)の改修が間近で、来年進水出来る見込みとの主旨の記述もあったのです。それ以降も「中国が年内にも空母を運用、戦闘群を配備へ」(2011年1月4日03時03分  読売新聞)等の中国の空母保有に向けての動向が各マスコミにより時折報じられていました。
 そして最近になって『ワリヤーグ』が大連にて公試運転の段階に入った模様であることが香港時間1月31日(月)16:37のWALL STREET JOURNALの報道により判明しました。
 "It is not clear when the grainy footage was taken, or by whom, and it does not appear to reveal anything new about the capabilities of the carrier, which U.S. defense officials expect to be launched this year or next." 「この不鮮明な映像がいつ撮影されたか、誰によるものなのかは不明であり、また米国国防筋が今年か来年に進水すると予期するこの空母の能力に関して目新しいことは何ら明かされていない様に見える」
 "But the footage has nonetheless caused a stir among Chinese amateur military enthusiasts, racking up more than 750,000 page views since it was posted Friday." 「しかし映像はそれでもなお中国国内のアマチュア軍事愛好家の間で関心を巻き起こし、金曜日に掲載されてから750,000件以上の閲覧を記録した。」
 "Chinese authorities maintain strict security around military installations, and routinely block or delete politically sensitive material from the Internet, often detaining those who post it." 「中国当局は軍事施設周辺では厳戒態勢を敷いており、定期的にインターネット上の政治的に微妙な題材をブロックないしは削除しており、通常は掲載した人物を拘束する。
 "But they appear to be allowing images such as these, and those of the J-20 stealth fighter to be circulated online partly to demonstrate its military advances to foreign countries, and partly to impress an increasingly nationalistic domestic audience." 「しかし当局は中国の軍事力の発展を諸外国に示すのに、また強まりつつある国内の国粋主義的な観衆を満足させる副次的な目的で、これらの映像やJ-20の映像がネット上に出回ることを許容している様だ。」
 "Defense experts say the Varyag – believed to have been re-named the Shi Lang after a Chinese general who conquered Taiwan in 1681– may only be used as a floating platform for testing the pilots and planes that will eventually be deployed on much larger, indigenously-developed carriers." 「軍事専門家はワリヤーグ-1681年に台湾を征服した中国の将軍に因んで「施琅」と命名されたと信じられている-はやがてより大きい国産空母に配備されるパイロットや航空機の試験用浮揚構造物としてのみ使われるのではないかと述べた。」
 "But they expect at least five of those indigenous carriers to be deployed in the 2020s, either with Su-33 carrier-based fighter jets that Russia is trying to sell China, or with a Chinese version of the Su-33, the first clear pictures which were posted online last year." 「ロシアが中国に販売を試みている空母搭載のSu-33戦闘機か、昨年ネットに初めて鮮明な写真が掲載された中国製のSu-33と共に少なくとも5隻のこれらの国産空母が2020年代に配備されると彼らは予想する。」

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 ここのところ中国のJ-20開発や空母保有に向けての動向に関する情報や画像が盛んにネット上に流れています。このWALL STREET JOURNALの報道にもある様に諸外国に軍事力増強を見せつけると同時に国内の愛国感情を高揚させるのが目的だと思われます。何らの検閲も受けずにこれらの映像が広まっているのは明らかに当局が容認しているからと見て良いでしょう。一連の情報を見てみますと中国側の各種兵器の開発が予想以上のペースで急速に進展しているのが分かります。
 

問題の動画を見てみますと「ワリヤーグ」と見られる艦船が確かに動いているのが分かります。動画後半部分の空から見た映像やJ-15と思われる機体が着艦する部分に関しては本物であるかどうかは私には分かりません。
2011年02月02日(水)20:20追記:「動画の後半部分で映し出されている、航海中の空母は「ヴァリヤーグ(Varyag)」では無くロシア海軍のアドミラル・クズネツォフ(つまり「ヴァリヤーグ(Varyag)」の同型艦にしてネームシップ)であること、飛行している艦載機もロシア製のSu-33」「(動画の前半部分は)カメラを持った人の載っている船が動いているのであり、空母側は泊まったまま」(2011年02月01日(火) Searchina報道より)
記事にも記載がありますがこの動画を撮影した人物が誰であるのか、インターネット上に掲載したその目的は何か、いつ撮影されたものなのかは一切不明です。現時点では情報が不足しており分からない事の方が多いです。中国側としては「ワリヤーグ」の運用を通じて空母運用のノウハウ蓄積し、問題点の洗い出しを行っていくものと思われます。そして中国は空母を保有することにより、中国本土から遠く離れた地域に於いても空軍力を投射することが可能となります。空母保有の目的が何であるのか、どの様な状況を想定しているのか中国は国際社会に説明をする必要があるでしょう。
 日本側は中国の空母に対抗する為に空母を保有する必要はないと思われます。日本の海上自衛隊は原則的に空自のエアカバー内で活動するからです。前の記事でも書きましたが日本側としましてはFX選定、那覇基地の戦闘機増強下地島空港の空自による使用P-1哨戒機の増強潜水艦の増強XASM-3の開発で対処は可能と思われます。

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