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« 一連の放射性物質汚染に関する世間の反応に思うこと | トップページ | 福島原発不審者侵入事件と中国機の海自護衛艦接近に思うこと »

2011年3月27日 (日)

リビア動乱でアルカイダがリビアの対空ミサイルを奪取か 反政府運動にも関与の可能性

 日本国内では今回の東日本大震災の報道でほぼ一色となっておりますが、国際情勢ではもう一つ大きな事件が同時進行中です。それはリビア情勢です。当初はカダフィ大佐率いる体制側が劣勢と考えられてきましたが、その後に装備が充実している政権側が反攻に転じました。国際社会は一連のリビア情勢を受けて、国連安保理決議により3月17日にリビア上空に飛行禁止区域を設けました。それを受けまして欧米諸国がリビアの空爆を開始しました。
「<リビア>仏戦闘機がカダフィ政権軍攻撃 戦車破壊か」(2011年03月20日(日)2時21分配信 毎日新聞)
リビア:「米英軍も参戦 艦船からトマホーク110発発射」(2011年03月20日(日) 毎日新聞)
またこのABCの2011年03月20日の報道(YouTube)によりますと、B-2ステルス爆撃機四機も米国本土から出撃し空爆に参加した模様です(注:全て英語です)。

そして下の動画はリビア首都トリポリ市内の対空砲火(2011年03月20日)
 

 カダフィ大佐の味方をする訳ではありませんが、日本は何気にマグロの件で大佐に借りがある様な気もします。その一方で阪神大震災の発生の際は「経済力で悪魔(アメリカ)に奉仕してきた日本人に天罰がくだった」と国営ジャマーヒリーヤ通信を通じて声明を出したこともあります。1988年12月21日に発生したパンアメリカン航空103便爆破事件や、2009年9月の国連総会に出席した際に国連がある米ニューヨークで宿泊用テント設置を当局に断られた報復に高濃縮ウラン5・2キロが入った容器を首都トリポリ郊外の核施設の滑走路上に意図的に約1カ月放置するなど、いずれにしましてもとにかく変人だったという印象が私の中では強いです。プライドの高さや変人さから判断して、今回の紛争でも間違いなく最後まで徹底抗戦を続けるでしょう。

399pxmuammar_algaddafi_at_the_au__2

(カダフィ大佐 上記画像はwikipediaより)
 一連のリビア情勢に関してですが、2011年03月25日(金)15:34 Defense Newsで"al-Qaida Snatched Missiles in Libya: Chad President"(チャド大統領「アルカイダがリビアでミサイルを奪取」)との気になる記事がありました。

"al-Qaeda's offshoot in North Africa has snatched surface-to-air missiles from an arsenal in Libya during the civil strife there, Chad's president said in an interview to be published March 28."
アルカイダの北アフリカ分派がリビア動乱の際にリビア兵器庫から地対空ミサイルを奪取したとチャド大統領が3月28日出版予定のインタビューで述べた。
"Idriss Deby Itno did not say how many were stolen, but told the African weekly Jeune Afrique that he was "100 percent sure" of his assertion."
イドリス デビ氏は幾つ盗難されたかは言及しなかったが、アフリカの週刊誌"Jeune Afrique"に100%間違いがないと断言した。
"smuggled into their sanctuaries in Tenere," a desert region of the Sahara that stretches from northeast Niger to western Chad, Deby said in the interview."
「ナイジェリアの北東からチャドの西まで伸びるサハラの砂漠地帯テネレ砂漠の彼らの聖域に持ち出された」とチャド大統領は述べた。
"Chad's president backed the assertion by his neighbor and erstwhile enemy, Libyan leader Moammar Gadhafi, that the protests in Libya have been driven in part by Al Qaeda."
チャド大統領は彼の近隣諸国であり嘗ての敵であったリビア最高指導者ムアンマル・カダフィのリビアの暴動がある程度アルカイダにより引き起こされているとの断言を擁護した。
""There is a partial truth in what he says," Deby said. "Up to what point? I don't know. But I am certain that AQIM took an active part in the uprising.""
「彼の言っていることは一部事実である」とデビ氏は述べた。「どの程度かは分からない。しかし私はAQIM(筆者注:イスラーム・マグリブのアル=カーイダ機構)が反乱に積極的な役割を果たしたと確実視している」
The Chadian leader described the international military intervention in Libya, launched a week ago by the United States, France and Britain, as a "hasty decision"
チャド大統領はリビアに対する米国、フランス、イギリスにより一週間前に開始された軍事介入は早計な判断だったと述べた。
"It could have heavy consequences for the stability of the region and the spread of terrorism in Europe, the Mediterranean and the rest of Africa," he cautioned.
「地域の安定性に重大な結果があり、欧州、地中海地域、そして残りのアフリカ地域にテロが拡散するかもしれない。」と氏は述べた。

 もしこのチャド大統領の分析が間違いなければ、今回奪取された地対空ミサイルはテロに使われる可能性があります。一番懸念されるのは民間旅客機に対するテロ攻撃に使用されることです。実際に2002年11月28日にはケニアのモンバサ空港発のイスラエル旅客機に対しSA-7携行式地対空ミサイルでの攻撃がアルカイダにより行われています。

800pxsa7 (SA-7 携帯式地対空誘導弾 写真はWikipedia英語版より)
 私は以前の記事「米国KC-X計画ボーイング社選定と日本の空中給油機追加導入の可能性について」で「中東や北アフリカ諸国で政府の打倒に成功していますが、その後の展望が全く分からないことは大きな不安材料だと考えます。それ以降の統治機構のあるべき姿に関し、デモ参加者の間に統一した見解がある訳ではありません。多くの国々が非民主的であった訳であり、民主主義の制度には不慣れです。選挙実施のノウハウもありません。そして民主主義は貧困への処方箋ではありません。」と述べました。私が懸念しているのは正に上記の様な事なのです。
 上記でリンクしましたYouTubeのABC Newsでもこの点が2分15秒から議論されていますが、"We are essentially taking sides in a civil war here, backing the rebels. What do we do if the rebels start behaving irresponsibly?"(「我々は内戦で一方の勢力に実質的に肩入れしており、反乱軍の味方をしています。もし反乱軍が無責任になったらどうなりますか?」との疑問がリポーターの間で投げかけられています。それに対する回答は明白ではなく、疑問がある事は指摘しています。"They are not sure, who all these rebels are. "「彼ら(多国籍軍)もこれらの反乱軍が何者であるか確かではない」と認めています。(但しどちらが政府軍でどちらが反乱軍かの見分けが困難というニュアンスでもありました。 )
 東日本大震災という未曽有の大災害に見舞われた日本ですが、それに気を取られている間にも国際情勢は動き続けています。今は救援活動、復興に全力を尽くすのが当然です。しかし前の記事でも述べましたが、日本が戦後最大の国難に直面していても世界は待ってくれません。
中国ヘリ、護衛艦に90mまで接近…東シナ海 (2011年3月27日00時16分  読売新聞)
これらの国際情勢にも引き続き警戒を怠ってはならないでしょう。

因みにF-22も今回のリビア攻撃に投入されている模様ですが、2011年03月28日(月)15:10訂正:まだ投入されていません。検討段階です。不正確な情報を記載してしまった事を深くお詫び申し上げます。Defense Newsの2011年03月22日 17:36の記事"Limitations Keep Raptor on Sidelines in Libya Campaign"で対地攻撃能力が貧弱であり、他の戦闘機に対するデータ提供も不可なため、F-22の出番がない模様です。(ステルス性維持の為に電波の発信を抑える、データの受信は可能だが他の戦闘機と通信に互換性がない、リビア空軍相手であればF-22を出すほどの脅威はない)

2011年04月01日(金)追記:リビア反体制派とアル・カーイダに関連…米高官(2011年3月30日18時40分  読売新聞)

2011年11月13日(日)追記:Defense News2011年10月09日報道"Terrorist Group Says It Acquired Libya Weapons"(テロ組織がリビアの兵器を入手と述べる)

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軍事」カテゴリの記事

コメント

しかし、欧米はリビアを第二のアフガニスタンにするつもりなんでしょうか?

別にカダフィ大佐の肩をもつつもりはありませんが、現時点でカダフィ側が倒れたら、内戦化するのが眼に見えてるじゃありませんか。

それとも、消耗させて金を使わせる(武器を買わせる)のが目的なんでしょうか。

何年かかけて、反カダフィ勢力を育ててから、なら良いでしょう。しかし、今、NATO軍を動かすだけの必要があるのでしょうか。
ドイツが反対しているのは当然だと思います。

このまま続いたら、アルカイダ(やその他の過激組織)は様々な武器を手に入れるのは確実ですね。

フランスの動きが気になります。インドシナでもそうでしたが、やばくなると投げ出してアメリカに押し付ける気でしょう。(ベトナムのように)
特に今は、原発の未来が変わりつつあるので、原発大国フランスとしては国策が根本的に変化する可能性があります。
その上で、どのようにリビアに関与する気なのか?
もう少しみないと判断できないですね。

みやとん氏
今回介入したのはあくまでも人道的な観点からです。
戦争が起きても軍需産業は儲かりません。
http://www.kojii.net/opinion/col060814.html
http://www.kojii.net/opinion/col080421.html
今回は米国が余り関わりたくない様子があります。特にゲーツ長官は消極的だったそうです。

使わない軍隊は削減されちゃいますけど、大きな軍隊の維持には相応の目的と相応の『雇用』があるのですよ。武器輸出に関してもしかり、儲からなくても、損をせずに雇用の維持につながれば米にとってのメリットになります。
http://www.asahi.com/international/update/0328/TKY201103280082.html

武器輸出1/4程度をストップさせられたのだから露は今頃真っ青でしょうね。こちらは、損になるわけです。
石油の値上がりがせめてもの救い^^;
米露の覇権争いは、すぐ御隣でもにらみ合いが続いているので他人事じゃないですがね…

sub.氏
>大きな軍隊の維持には相応の目的
確かに国際政治の場に於いて発言力を確保する為には相応の軍事力が必要ですね。

>「雇用」
戦争や軍事力の分野は経済波及効果はそれ程大きくありません。「雇用」を確保するのであれば、更に効率の良い分野があります。
私の読解力不足で大変申し訳ありませんがリンクの趣旨が今一つ分かりません。武器提供をするとしても単価はそれ程高いものになるとは思えません。せいぜい小銃や中古の装甲車両程度ではないでしょうか。万が一それで米国の雇用が維持されても、それは副次的なものです。
今回の介入はあくまでも人道的な観点から英仏主導で国連決議に基づき行われた事に留意する必要があります。米国は当初介入に消極的でした。今でも空母は投入していません。また米海軍は現在地中海に展開し作戦に従事している艦船を徐々に減らしていく方針の模様です。
U.S. to remove some vessels from Libya duties
http://news.yahoo.com/s/nm/20110328/pl_nm/us_libya_usa_military

フランスの人道的というのは到底信用できませんね。

ドイツが介入に反対してますが、その方がよほど人道的だと思えます。

何故、反政府勢力を一番に承認したのか?
反政府勢力がそんなに正しいのか?(そういう確証はあるのか。単に武装勢力にすぎないのではないか?)
承認が早すぎる、としか思えません(これは私見ですので、他の意見もあるのは重々承知しています)

人道的というなら地上戦までの覚悟があるのでしょうか?
フランスはアメリカを引きずりこんで、(自分では地上戦をやらずに)利益だけを得ようとしているように思えますが--。

みやとん氏
>「原発の未来が変わりつつあるので、原発大国フランスとしては国策が根本的に変化する可能性があります。」と2011年3月28日 (月) 14時54分 のコメントで仰せですが、具体的にはどういったことでしょうか?因みに英仏は震災前からリビア介入を主張していました。昔はコソボ紛争というものもありました。

もともとヨーロッパではドイツとフランスの対立が問題でした。
二つの大戦を引き起こしたドイツを如何して抑え込むか?
ひとつの回答が現在のユーロだと思います。

そしてユーロ圏で最強の存在はやはりドイツでしょう。

そのドイツで緑の党が勝利しました。福島の影響とドイツでも報じられましたね。
ドイツの反原発勢力、いや、ヨーロッパの反原発勢力の政治的影響が再び強くなってきました。
この状況下では、今まで原発を推進してきたフランスの政権に反対する政党が躍進する可能性があります。(これは可能性であって確実では有りません)
躍進した場合、原発から他の発電に移行する可能性が有り得ます。
移行するのには莫大な予算を必要としますから、根本的に変化する可能性がある、と書いたのです。
ただし、これはあくまでも可能性の話です。

また、ドイツでの緑の党の躍進は、ドイツが他国で戦闘に参加することを難しくすると思っていますが、その点はどうお考えでしょうか。

みやとん氏
大変申し訳ありませんが、私の読解力不足もあり、みやとん氏の発言の趣旨がよく分かりません。
>「フランスの政権に反対する政党が躍進する可能性」
このコメントの主語がありませんのでドイツ国内で反原発/反フランスの政党が躍進するという意味でしょうか?それともフランス国内で反原発の政党が躍進するという意味でしょうか?今までのみやとん氏の一連のコメントの流れからしましてフランスでという意味だと思いますが。そして「原発大国フランスとしては国策が根本的に変化する可能性があります。」とのことですが、この発言は具体性に欠けます。具体的にどう変わるのか、そして今回のリビアの件とどの様に関係があるのかもよく分かりません。また原発は直ぐには廃炉に出来ません(当面は冷却し続ける必要がある)。
今回英仏を中心とする欧州諸国が軍事介入に踏み切ったのはあくまで人道上の理由と、近隣諸国であるからです。例えで言えば朝鮮半島や台湾で戦争が起きているのに日本が何もしない訳にはいかないというのと同じ事なのです。

>ロシア
因みにロシアではプーチン首相とメドベージェフ大統領で欧米諸国によるリビアの軍事介入に関する意見の相違があります。
http://www.cnn.co.jp/world/30002221.html

>緑の党
根本的に地方での選挙ですから国政に与える影響は限定的です。

<<そしてユーロ圏で最強の存在はやはりドイツでしょう。
いつからドイツが欧州で最強になったんですか?歴史を見ればイギリスでしょ?

isaac氏
初めまして。今後とも宜しくお願いします。
私もその部分は“?”でした。軍事力を述べたものなのか、経済力から見たものなのか、今一つ良く分かりませんでした。冷戦時代に於きましてはNATO最大の戦車数(私の記憶に間違いなければ6000両)だったと思います。

アシナガバチ様
イギリスが軍事介入に踏み切ったのは、その通りだとおもいます。

しかし、フランスに関しては疑問があります。
チェニジア等で(支援や介入等が)遅いと批判を浴びたサルコジ氏が(ある意味で)スタンドプレー的に介入を決断したのではないか、と私は考えているのです。
特に、反政府勢力を一番最初に承認したのは、対応が遅いという国内の批判をかわすためなのではないか、との疑問が捨てきれません。

(反政府勢力は)アルカイダ、その他の勢力と結びついているのではないか?と私でも考えます。それなのに、こうまで早く承認した理由が怪しい、と思ってしまうのです。

>フランスの政権に反対する政党が躍進する可能性--確かに言葉が足りませんでした。

フランス国内でサルコジ政権に反対する政党が(反原発の世論と結びついて)躍進するかもしれない、と言いたかったのです。
まあ、これは可能性の話なので今後の推移をみなければわかりませんが--。

フランスは先進国のなかでもっとも原発に電力を依存しています。(発電量ではなく割合が)
廃炉にするまでもなく、その割合が変わるだけでもエネルギー政策が根本的に変化するでしょう。
今までどおり、原発をつくり続けるのか、それとも、火力や水力の割合を増やすのか?
ヨーロッパの世論は反原発に向かいそうです。
フランスもその流れのなかにあるとすれば、野党がそれを利用とするのは当然だと思うのです。(あくまでも私見ですが)

isaac氏
よくぞツッコンでくれました。イギリスは(栄光ある孤立政策で)大陸とはある程度、離れた政策をおこなってきました。
そこで私は、ドイツをユーロ最強と表現したワケです。
ECが創られてEECに発展し、さらにユーロに拡大して行きました。
経済ではEECになった時点でドイツの方が上(すみません、不確かです)だったと思います。
軍事力では、海軍はイギリスの方が上ですが、地上戦力はドイツの方が上だったと思います。

<アシナガバチさん

勘違いでしたらすみません、もしかして某掲示板で活躍されてた「江戸川コナンさん」ですか?日記の内容が似通っているので・・・
冷戦時代にドイツは欧州で最大規模の戦車戦力を誇り、そして今も継続されているのは事実だと思います。
しかし、第2世代のみの戦車を比較すると、英国のチーフテンは、火力、防御力、砲の命中精度でM60、レオパルド1を遥かに凌駕しています。後に改修も進み、M60A3、レオパルド1A6以上の戦力を維持していたのは間違いありません。
にも関わらず、英国の兵器、軍隊、技術がまともな評価を受けたのは見たことがありません。湾岸ではチャレンジャー1は5000メートル以上先のT55を撃破、以前の訓練で低評価されていた吹き飛ばしました。
大戦中、英国の航空技術はドイツを凌駕し、米国に次ぐ存在だったのを記述したのもあまり見たことがありません。

<みやとんさん
ドイツの地上戦力の数と質は確かにイギリスを上回っています。ですが、空軍を忘れていませんか?英国のタイフーンはペイブウェイ4を運用でき、数も揃っています。レーダーはいまいち遅れていますが、パルスドップラーレーダーとしては最高レベルの性能であり、F-16などのRCSが小さい機体でも、100km以上先から探知出来ると報告しています。
ドイツも空軍は強いですが、英国に比べてAWACSなどは劣っています。イギリスは元世界チャンピオンですが、総合能力で比類する国はほとんどありません。
英国の特徴は「物凄く強いのに評価されない国」ではないでしょうか?

逆説的で申し訳ないのですが、米のリビアへの軍事介入を消極的と見るなら、利の薄い武器供与を行う理由も、ゲーツ国防長官が公の場でほのめかす理由も良くわかりません。
私見では、米がベトナムやアフガニスタンの轍を踏まないように表立った行動を避けているのではないかと解釈していますが、根拠が無いのでこの議論は不毛です。

アシナガバチさんがみやとんさんのレスで引用された、2つの戦争と産業に関する記事についてですが、これは『決して軍事のマーケットは大きくないよ』という意味であって、『軍事産業は慈善事業』と言っているのでは無いことはアシアガバチさんも理解されていると思います。儲けが無いのに産業として成り立つわけは無いですからね。
これまで、リビアの国防に関する兵器武器の供与は露が担っていたのを、反体制派の政府樹立とともに、国防の兵器武器の供与を米が担うことになれば、米はマーケットの拡大というメリットを得るのではないかなぁと感じる次第です。

>「雇用」を確保するのであれば、更に効率の良い分野があります。
私は、軍事よりもどちらかというと経済分野の人間ですが、そんなに効率の良い分野があるのなら、米が雇用統計であたふたする意味がわかりません。
効率がよかろうと効率が悪かろうと雇用は雇用だと思うのですがどうでしょう?
仮に、ほとんどが無人機でまかなえるようになって、兵士数が半分になれば、それを補うだけの雇用先があるとは考えにくい。

isaac様

空軍の場合はいかに運用するのか、によって評価が違ってきてしまいますから、比較は難しいと思います。
たとえば、ドイツや日本はF104を使用していました。これはミサイルで(爆撃機)の迎撃にはよくとも地上攻撃や戦闘機どうしのドッグファイトにはあまり向かないでしょう。

どうような闘い方をするのか、何を目標とするのか、が一番重要だと考えたのであえて触れませんでした。

(EC,EECの時代)もしソ連との戦いになった時は、大量の戦車群を上空から叩くような空軍が必要でしょう。そのかわり(空母を叩けるような)飛行機はあまり必要ないでしょう。
(太平洋戦争のアメリカや日本のように)空母を叩く必要があるなら、長距離での戦闘が可能な機でなければ話にならないでしょう。

AWACSに関してはアメリカ意外の国は劣っているでしょう。(日本が自力で開発を考えないように)ドイツも考えないでしょう。

イギリスの場合、基礎研究は進んでいても、実用戦闘機のレベルまでには至っていなかたと判断せざるをえません。
それになにより、かのソードフィッシュを使い続けた国ですから、ドイツを凌駕したとはいえないのではないのですか。(戦闘機の場合、乗員の教育も重要な要素でしょう。それも含めて判断しないと片手落ちになると思います)

タイフーンも良い機ですが、船を攻撃するのならF2のほうが良いんではと思いますよ。
おわかりのように、これは決してF2の方がタイフーンより強いという事を意味しません。
同じくドイツ空軍とイギリス空軍ではどちらか強いかはの比較は意味がないにではと考えています。(話は違いますけど、F2を再生産してくれませんかねぇ)


みやとん氏
>みやとん氏から見た仏の軍事介入の理由
具体的なソースがないので、推測になってしまいます。しかし欧米諸国が公式に表明しているのはあくまで人道上の理由です。コソボ紛争もそうでした。因みに日本の原発事故と今回の軍事介入は全く関係ありません。もし石油利権のことを考えているのであれば、それはただの陰謀論に過ぎないと思います。欧州諸国は東日本大震災前から軍事介入を主張していました。

isaac氏
>「江戸川コナン」
さあ、どうでしょう^^。まあこの分野に興味がある方はそれ程多くないと思いますよ。ネットスラングで言えばあれは私の「黒歴史」ですので・・・。
>英vs独
というよりも核兵器保有国とそうではない国の間には決定的な差があるかもしれません。(但し核保有国とそうではない国の間で軍事紛争が発生する可能性は十分あります。グルジア紛争もあります。)空軍力と海軍力で比較するならば英国に軍配が上がるのは間違いがなさそうです。

sub氏
実はあのレスというのは間接的にはみやとん氏の| 2011年3月28日 (月) 14時54分のコメントに対する返信です。軍需産業や石油などの理由で戦争が引き起こされているとの典型的な「陰謀論」でしたので・・・。
これも私のただの推測ですが米国がやや消極的な姿勢なのは泥沼化に対する懸念もそうですが、アフガニスタンもそうですし、また今回の日本の大震災での大規模な救援活動もある為だと思います。そして中国や朝鮮半島に対する警戒も緩める事は出来ません。一度に三地域で展開するほどの余裕は流石の米国にもないと思います。
またこの記事で本日追記しましたが米高官がリビア反体制派とアルカイダが関係がある可能性を明言しました。武器の提供にオバマ大統領が慎重姿勢になりつつあるのもそういった理由がある模様です。
軍事部門は確かに利益がないとは言いません。しかし有事の際のパーツ製造ラインを維持しなくてはなりませんので、非効率的な部門ではあります。ましてや軍産複合体が戦争を起こすというのはただの都市伝説であると私は考えます。
>雇用創出
インフラ整備やR&Dの方が雇用創出の意味も含めてより軍需よりも経済波及効果は大きいと私は感じていますがどうでしょうか。

米国がリビアへの軍事介入に慎重な理由をゲーツ長官が述べました。
リビア介入消極的=二つの戦争と日本震災支援で-米国防長官
http://backupurl.com/9fr4zf (2011/04/01-11:10時事通信)

<みやとんさん

<<AWACSに関してはアメリカ意外の国は劣っているでしょう。(日本が自力で開発を考えないように)ドイツも考えないでしょう。

英国もアメリカのE-3を使用してますが?

<<それになにより、かのソードフィッシュを使い続けた国ですから、ドイツを凌駕したとはいえないのではないのですか。(戦闘機の場合、乗員の教育も重要な要素でしょう。それも含めて判断しないと片手落ちになると思います)

イギリスはアメリカからアベンジャーの貸与を受けているため、ソードフィッシュは後期には使われていませんが?あとドイツはイタリアのCR42を普通に使用してましたが?ドイツはまともな雷撃機ありましたか?英国はランカスターを大量生産しましたが、ドイツにまともな四発重爆ありましたか?
英国はホーカー・テンペスト、スピットファイアMk14などを開発し、ドイツのFw190Dなんかより高性能なのを証明してますが?

<<タイフーンも良い機ですが、船を攻撃するのならF2のほうが良いんではと思いますよ。
おわかりのように、これは決してF2の方がタイフーンより強いという事を意味しません。
同じくドイツ空軍とイギリス空軍ではどちらか強いかはの比較は意味がないにではと考えています。(話は違いますけど、F2を再生産してくれませんかねぇ
なんでタイフーンとF-2比較になるんですか?マルチロール性能や空対空性能は間違いなくタイフーンだと思いますが?21世紀になってまで、AIM-7搭載の戦闘機作るなんておかしいと思いますが・・・
F-2は高性能といわれてますが、F-16Eと比較して、優位なのは対艦性能と航続距離程度ですよね?そこそこの戦闘機だと思いますが、これから先はどうなのか疑問視しています。

isaac氏
>F-2
AESAレーダーも忘れないで欲しいです。一部報道やカリスマブロガーによりますとF-2のJ/APG-1(改)AESAレーダーはF/A-18E/FのAN/APG-79以上の探知距離があるとしています。
http://obiekt.seesaa.net/article/167165622.html
そしてユーロファイター・タイフーンはまだトランシェⅢとはなっていません。
またAAM-4運用能力の付与も始まっています。

みやとん氏
sub.氏
>地上戦
>反政府勢力への武器の供与が検討されている理由
「リビア決議 武器供与 割れる解釈」(2011年3月31日 東京新聞)
http://megalodon.jp/2011-0401-2235-06/www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011033102000026.html
「米が武器供与に積極的な解釈を示す背景には、最高指導者カダフィ大佐派の戦車などによる激しい攻撃で、多くの市民が巻き添えになっていることがある。市民の保護には、兵力を地上戦に投入するのが最も効果的だが、安保理決議一九七三号は、地上軍の投入を禁じている。」

フランスが人道的見地から、リビアに介入しているという意見には、疑問を感じますね。
リビアの石油利権も関係しているのではないですかね。

jin氏
はじめまして。今後とも宜しくお願いします。
以前のコメントでも述べましたが、今回のフランスによる軍事介入は確かに「人道的理由」のみではないかもしれません。それはフランスとリビアの地理に関連しています。地図を見て頂ければ直ぐ分かることですが、フランスから見ますとリビアは直ぐ目と鼻の先なのです。今回イタリアが三年前にリビアと締結したばかりの不可侵条約を一方的に破棄したのもそういった事情からでしょう(イタリアはフランスよりもリビアに近い)。リビアの政情不安定が長期間続きますと、地中海に面する国々にも不安定要因が増します。
時事通信の2011年03月23日21:11)の報道によりますとフランスでの世論調査で66%がリビアに対する軍事介入を支持しているそうです。
http://backupurl.com/zkj9su
これは石油利権とは全く関係ないものです。
因みに1979年5月に行われた第3回国際エネルギー機関 (IEA) 閣僚理事会において、「石炭利用拡大に関するIEA宣言」の採択が行われており、この宣言には石油火力発電所の新設禁止が盛りこまれています。日本やフランスはIEA加盟国です。ですのでみやとん氏が主張しています「エネルギー政策の転換」に関しても火力発電所に関しては考えにくいものです。

陰謀論ととられたとは私の言葉が足りませんでしたね。

陰謀論よりも、サルコジ氏の政治的な焦り(エジプトやチェニジアで遅れをとったと避難された)からでたものではと考えたのですが--。
そうでも考えなければ、反政府勢力の承認が早すぎますから。

石油利権に関してはアシナガバチ氏と同様にあまり関係は無いと判断しています。(フランスの石油火力発電等はそれほど規模が大きくありませんから)

しかし、ヨーロッパで反原発の流れが大きくなれば、火力発電の見直しが起きるだろう、とは考えています。
特に、天然ガスが伸びるのではと思っています。(日本も80年代以降に増加しました)

みやとん氏
返信が大変遅くなり申し訳ありません。
>「サルコジ氏の政治的な焦り」
何か具体的にそういった分析やソースが報道にありますか?海外のものでも構いません。そうでなければ推測に過ぎなくなってしまいます。

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