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2011年5月15日 (日)

時折各地で目撃される謎の6発プロペラ機の正体に関して

 ある知人からプロペラが6発ある機体を目撃したので機種を知りたいとの問い合わせが私にありました。調べてみますと主にYahoo!の知恵袋を中心にネット上に幾つかそういった目撃談が見受けられました。
http://hiyo.jp/cache/of/2011-05-15-10-58-15/http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1435834049

http://hiyo.jp/cache/of/2011-05-15-11-09-32/http://chiebukuro.travel.yahoo.co.jp/detail/1460662774.html?p=%E9%95%B7%E9%87%8E%E7%9C%8C&pg=8
 しかしそういった機体は現存しないことから、これらのYahoo!知恵袋での回答者の航空機マニアからは否定的ないしは懐疑的な見解が表明されています。私もそういった機体が存在しないことから、これらの目撃証言は増槽を装着した輸送機など何らかの見間違いではないかと考えました。実際に見間違えだったと認める発言もTwitter上で見付ける事が出来ます。Crabgunnertweet1119

 こういった6発ものプロペラエンジンを搭載した機体は存在しないという動かせない事実をまず目撃者の方々は受け入れる必要があります(過去にはありましたが)。
 未知の機体ではないかとの意見もありましたが、それはまず考えられません。プロペラエンジン6発を搭載するのであれば、ターボファンを2発から4発搭載した方がよほど推力が良いので必要性がありません。航空機の開発は非常に巨額の費用を必要とします。航空機に求められる信頼性は自動車の100倍です。自動車は1000万時間の無事故を目標としますが、航空機は10億時間無事故を目標としています。そういった安全性を達成する為に、また最先端技術を多用する為に開発コストは莫大なものとなります。小型旅客機でも機体、エンジンの開発に1000億円ずつは要するとのことです。超大型旅客機のA380では開発費が2兆円弱にも達したと言われています(斜体赤字部分の参考文献は財団法人 経済産業調査会 2008年07月10日発行 「飛翔」 ISBN978-4-8065-2810-4より)。欧州のターボプロップエンジンを4発備えるA400M輸送機もそもそもの開発費用が200億ユーロでしたが、更に高騰しています。
(下記写真はA400M 写真はWikipediaより Flickr氏出典)765pxa400m それを未知の飛行機で少数ロットで製造するとなりますと一機当たりの単価は莫大なものとなり、費用対効果に著しく悖るものとなります。
 しかしそれではそういった目撃証言が相次いでいるのはどういったことでしょうか。その一部は上記のtwitterでの投稿に見られる様に増漕を装備したC-130Hなどの単純な見間違えである可能性も高いです。Img_c130h

(上記写真は航空自衛隊C-130H 航空自衛隊公式HPより 転載自由)
 それ以外に考えられる可能性としましては、Yahoo!知恵袋での議論にも記載されていましたが、ラム・エア・タービンが先端にあるECMポッドを装着した4発プロペラ機であった可能性です。ECMポッドは大量の電力を必要としますので、ポッドの先端に風力発電用のファンが付いていることがあります。 これであれば6発プロペラに見えたのは無理もありません。単純な見間違いではないケースであれば、これが正体不明の6発プロペラ機の正体である可能性が最も高いと考えます。

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軍事」カテゴリの記事

コメント

6発プロペラ機ですが数年前に私も見ました。
私の家の真上を通って小牧空港に降りました。
私もプロペラが6発有るように見えたのでビックリして調べて見ました。
これはアメリカ空軍の台風を観測するハリケーンハンターでした。
実際は4発のプロペラ機なのですが両翼の下に何かを付けていたようです。
飛行中は回転しているプロペラは見えないので6発有るように見えたようです。

パーマン5号氏
はじめまして。確かに回転しているプロペラは見えないので、ポッド類がありますと6発機に見えるかもしれませんね。

6発の輸送機らしき自衛隊機と思われる飛行機、我が家の上空300m~500m位を時々3機編隊で南から北方面に国道4号線に沿って飛んでますよ。

機体の名前が分らないので自衛隊のホームページを調べてみたけれども載ってませんでした
分る方がいましたら是非教えて下さい。

けして見間違いではありません。

エバー様
プロペラ機で六発機は存在しませんので、六発機に見える何かであると思われます。
双眼鏡や一眼カメラがあればハッキリ分かりますし、もし写真が撮れれば誰かが分かるとは思います

はじめまして。 
わたしも2014 1/29に水戸市で見かけまして、調べていてこのページにたどり着きました。
携帯の粗い画像ですがヤフーボックスにアップしました。
電線の間に1機、その斜め下標識のポール上にもう1機います。

駐車場にいた他の人も驚いて見上げていました。
肉眼では真ん中にもペラがあるように見えていました。
場所は水戸市郊外です。 http://box.c.yimg.jp/res/box-s-psyw2vvzz5qf3hju2e6ycawipa-1001?uid=90a0ffaf-f3dd-4f28-8f07-b7e38f2ac53d&etag=9f83a5991397398523487224

せいちゃん様
申し訳ありませんがこれだけでは何とも判別が付きません。飛行中の航空機の撮影は最低でも一眼カメラが必要です。

4月17日 丹波篠山の上空を2機連なって飛行しているのを見ました。高度はそんなに高くな買ったのですが、車を運転中で機体の色などはよく確認出来ませんでした。

2014年4月18日 (金) 00時51分様
誠に申し訳ありませんが、本文にも記載しましたが、6発プロペラの機体は現代には存在しないことをまず理解して頂く必要があります。
可能性があるとしますと、プロペラとプロペラの間に増槽を搭載しており、それがそう見えた可能性が最も高いと言えるでしょう。もしくはラム・エア・タービンであったかです。

?、昨日、横田上空に6発プロペラ機をみた。増槽でなく、あきらかに6発プロペラが回ってた。

失礼しました。
アメリカ空軍のEC-130J、アメリカ海兵隊のKC-130Jとかなら、見間違えしそうでした。

2014年9月12日昼過ぎ。奄美大島上空を低空飛行する機体がありました。P3Cだろうと思ないがら見上げてびっくり、P3C特有の“しっぽ”がないだけでなく、双発じゃなく6発? 8発? 色は濃い灰色かと、軍用機に見えました。

しかし空自、米軍とも該当する機体が思い浮かばず、調べていてこのページにたどりついたところです。

所用で毎月、名古屋に行きますので小牧基地の側を通ってC130は観ています。あんなにずんぐりしてはいなかったなぁと、昨日の機影を思い返しています。

結構、低空う飛行だったので、確かに見た。しかし何を見たのだろうとモヤモヤしていて困っています。 

MC-130の外側パイロンに、ポッドがあると真下から見て6発に見えやすいです。
しかも、ジェネレーター(風車)付きのポッドだったりしたら、もっと6発にみえるかも。

1915年11月14日午後2時45分JR鎌倉駅上空を飛ぶ6エンジン機を見ました。YS-11を大きくしたような機体でした。JR線路に垂直で西方向、推定高度1000mです。
戦時中11月、材木座の千代田区疎開学園で見たB-29の飛行機雲を思いだしました。

6発の巨大輸送機2機 今 我が家上空を通過 北上し小牧基地に向かってる
増槽ではなく 6発のプロペラ機   ソ連の輸送機に似ている

鎌倉周辺であればUS-2ではないでしょうか?
また沖縄周辺も演習参加であればUS-2の可能性があります。
ただ小牧基地周辺は別の機体と思いますので、皆さんの言われている
C-130に増装かプローブ・ドローグ装備のKC-130Hかと思われます。

6発プロペラ機、在るわけ無いでしょ。アンタらオカルト!?

熊本県の葦北の山奥で、6発っぽい巨大な飛行機を見ました。

夜だったのですが、速度がとても遅く、超低空飛行で、左に大きく旋回し、相当なバンクがかかっていたので墜落か?と思うぐらいで、しかも翼の端から細い雲を引いていました。

向かっている方向には、熊本空港しかないのですが、熊本空港よりずっと手前で西に向かっていました。(方向は、ナビで見ていますので間違いないです)

すごくモヤモヤしています。。。

だから存在しないものは存在せんとですっ。

今、中共と北鮮に多くの目が行ってるが、これから2020年代に向けてロシアに大いに注目せよっ!ポーランドにも注目っ!ウクライナとベラルーシもお忘れなくっ!

ロシアのプラモが猛威を振るうっ!

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