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2011年8月25日 (木)

中国軍がサイバー攻撃を実行中の映像を中国が誤ってテレビ番組で放送か

 一部の報道等でご存知の方も多いと思いますが、中国側は中国もサイバー攻撃の被害者である旨を今まで主張していました。

「中国はサイバー攻撃の世界最大の被害国」、新華社が報道(8月12日(金)11時11分配信 Scan )

 しかしそういった中国側の被害を訴える一連の報道の中で、中国軍がサイバー攻撃ソフトウェアを使ってサイバー攻撃をしているパソコン画面を中国が誤って放映してしまったのではないかとの情報が散見される様になりました。 私がその情報を知ったきっかけはマングース氏のブログ「東京の郊外より・・・」の2011年08月24日05:00の記事「中国発サイバー攻撃の証拠」でした。
(下が問題の画像。「法輪功」や「攻撃」等に見える単語が識別出来る 画像は問題のTV映像のYoutubeより クリックで拡大)Chinacyberattack1(下の画像は問題の映像の継続で、法輪功のウェブサイトのリストを選択出来る様に見える。 問題の番組のYoutube動画より クリックで拡大)Chinacyberattack2

そもそものソースはEpoch Times紙の2011年08月21日の報道"Slip-Up in Chinese Military TV Show Reveals More Than Intended"(「中国軍TV番組のミスで意図した以上のものが判明」)であり、詳細に報じています。下記に記事の一部引用し翻訳します。
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A standard, even boring, piece of Chinese military propaganda screened in mid-July included what must have been an unintended but nevertheless damaging revelation: shots from a computer screen showing a Chinese military university is engaged in cyberwarfare against entities in the United States.
非常にありふれた、つまらなくさえある 7月中旬に報道された中国軍プロパガンダに意図はしていなかったであろうがそれでも打撃的な発覚を含んでいた:コンピュータの画面の映像で中国人民解放軍大学が米国の施設に対してサイバー戦に従事しているところが映っていた。

The screenshots appear as B-roll footage in the documentary for six  seconds—between 11:04 and 11:10 minutes—showing custom-built Chinese  software apparently launching a cyber-attack against the main website of  the Falun Gong spiritual practice, by using a compromised IP address  belonging to a United States university.
問題の映像は資料映像としてドキュメンタリーに11:04から11:10の間の6秒間に亘り表示され、特注の中国製ソフトウェアが、感染した米国の大学のIPアドレスを利用して、明らかにサイバー攻撃を法輪功のメインサイトに対して行っているのを映している。

The screenshots show the name of the software and the Chinese university  that built it, the Electrical Engineering University of China's  People's Liberation Army—direct evidence that the PLA is involved in  coding cyber-attack software directed against a Chinese dissident group.
映像はソフトウェアの名称と開発した中国の大学を映しており、中国人民解放軍の電子工学大学であり、人民解放軍が中国反体制派に対するサイバー攻撃ソフトウェア開発に関与している直接的な証拠となった。

The software window says "Choose Attack Target." The computer operator  selects an IP address from a list—it happens to be 138.26.72.17—and then  selects a target. Encoded in the software are the words "Falun Gong  website list," showing that attacking Falun Gong websites was built into  the software.
ソフトウェアのウインドウは「攻撃対象選択」と述べる。コンピュータのオペレーターはそれからリストよりIPアドレスを選択し-今回は138.26.72.17だった-ターゲットを選択する。ソフトウェアにエンコードされた単語は「法輪功ウェブサイトのリスト」であり、ソフトウェアに法輪功のウェブサイト攻撃が組み込まれているのを示している。

The shots then show a big "Attack" button on the bottom left being pushed, before the camera cuts away.
映像は更に下部左の大きな「攻撃」ボタンが押されるのがカメラが切り替わる前に映している。

(引用終了)
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私は中国語が分かりませんので確実な事は言えません。中国語に詳しい方は解説して頂ければ幸いです。このEpoch Timesは中国共産党に批判的な大紀元であり、ソースとしては中立性に難があります。この動画自体は本物の様に見えますし、また漢字から判断して「攻撃」や「法輪功」との文字が識別可能であり、サイバー攻撃を掛けるソフトの様に思われます。(問題のシーンはYoutubeの40秒前後より。)
 もしこの記事が事実だとしますと、中国側はうっかり報道してしまったのでしょうか。日本に於きましても2011年8月4日に東海テレビが不適切なテロップを誤って流した報道事故がありました。私達の日常生活に於きましてもFAXやメールの誤送信、郵便物の誤配達は時折散見されます。場合によっては大きな問題に発展することもしばしばです。

 この映像が事実だとしますとこのソフトウェアの操作自体はそれ程難しくない様にも見受けられます。攻撃ソフトウェアの開発者は少数エリート制であっても、オペレーターはそれ程技能がなくとも人海戦術で大量に投入することも可能なのかもしれません。尤もこれは法輪功のみに対するサイバー攻撃ソフトの模様です。問題となりつつある世界各国の政府や軍需産業等に対するハッキングやその他のサイバー攻撃(詳細は下記の過去関連記事を参照のこと)にどの様な手法やソフトが用いられているのかは分かりません。しかしこの画像が事実だとすれば中国側の手口を分析する糸口とはなり得るかもしれません。

過去関連記事
Lockheed Martin社に対するハッキング事件と米国の反応に思うこと(2011年6月5日(日)執筆)

日本国警察庁に対するサイバー攻撃に思うこと(2011年7月18日(月)執筆)

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