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« 日本が滞空型無人偵察機の導入を本格検討開始か | トップページ | 防衛省平成25年度予算概算要求が公表される »

2012年9月 6日 (木)

尖閣諸島を如何に防衛すべきか

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(上の写真はWikipediaよりAAV-7 著作権はPublic Domain クリックで画像拡大)
日本がAAV-7を導入する方針であることを複数のマスコミが報じました。

「島嶼防衛を強化 陸自に水陸両用車両 導入へ」(2012年8月27日(月)7時55分配信 産経新聞)

「陸自に水陸両用車=南西諸島の防衛強化-防衛省要求」(2012年08月27日(月)20:54 時事通信)

 この件に関しましては平成24年8月28日(08時35分~08時39分)の防衛相記者会見で防衛省の公式方針である事が確認されました。

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Q:一部報道でも出ていますけれども、水陸両用車の導入とかは予算計上が決まりました。 離島防衛がクローズアップされる中で、今後、陸上自衛隊その他自衛隊でどのような施策をお考えでしょうか。

A:25年度の概算要求の作業を現在行っていますが、その中で、島嶼防衛に必要な水陸両用車のいわゆる参考品の購入というのを現在、計画しています。 それ以外に、潜水艦の増勢を強化するために潜水艦の艦齢を延長すること、あるいはサイバーの専門部隊を新設すること、 それから北朝鮮の事例もありましたので、滞空型無人機を導入することなど、いくつか25年度の概算要求の柱を現在作って作業中です。 細部はまだお話できませんが、大体ほとんど全てが防衛計画の大綱及び中期防に沿った装備体系を導入するという計画で進めております。

(引用終了)
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 産経新聞が「侵攻された島嶼部の奪還を前提」としており、また時事通信が「南西諸島の防衛を強化するのが目的」としていますが、森本防衛大臣の公式見解は「参考品の購入」としており、報道とはやや温度差があります。因みに平成23年度8月の「公共調達の適正化について(平成18年8月25日付財計第2017号)に基づく随意契約に係る情報の公表(物品役務等)」には「将来水陸両用車構成要素技術の研究のための調査書(その1)」の項目が見られます(下の表はその項目 クリックで拡大)。

23ekimuzuikeih8 

 それではこういった国産開発の試みがあるのにも拘らず、AAV-7を導入する理由は何でしょうか。業界関係者は下記の通り述べています。
下はkeenedge氏の2012年8月27日0:49のつぶやき クリックで拡大
 

Keenedge20120827049AAV-7仕様
全長 8.161m
全幅3.269m
全高 3.315m
重量 25.652kg
乗員数 3名 + 兵員25名収容
主武装 Mk19 自動擲弾銃×1
副武装 M2 12.7mm重機関銃×1
速度 72.42km/h (地上整地時) 13km/h(水上航行時)
行動距離 483km(地上整地時) 72km(水上航行時)

この動画はYouTubeに投稿されたAAV-7の解説

 

 その一方で尖閣などの離島防衛の観点でAAV-7を導入する事に関しましては、一部で有効性を疑問視する論説も散見されました。南西方面の珊瑚礁をAAV-7で航行するのは困難なのではないかとのことです。

下はmarman_band氏の2012年08月27日01:45のつぶやき クリックで拡大

201208270145marman_band

下はmarman_band氏の2012年08月27日01:56のつぶやき クリックで拡大

20120827156marman_band

 上記のつぶやきに関して検証し、確たる結論を出すことの出来る資料は、私の調査不足と力量不足により見付けることは出来ませんでした。しかしその一方で米国海兵隊が2005年2月17日に発行した資料(PDF)にそれに関して記述があります。全部で262頁に及び、全てを読むことは出来ませんが、運用や仕様に関して詳述しており、非常に興味深い資料です。

Employment of Amphibious Assault Vehicles (AAVs) (「水陸両用強襲車(AAVs)の運用」)

この資料の第34頁目にサンゴに関する記述を見つける事が出来ましたので、下記に引用し翻訳します。

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Surf beat is the distinct rise and fall of the mean water level within the surf zone. Surf beat can be of significance to AAVs approaching submerged obstacles such as sandbars or reefs. Normally, surf beat is equal to 10 percent of the breaker height. This quick raising and dropping of almost a foot at times can throw an AAV against a reef hard enough to severely damage the suspension, because reefs can be composed of coral or rock. The damaging effects of surf beat upon a vehicle can be overcome if the tide provides sufficient water depth over the obstacle or if the composition of the sandbar or reef is soft material.
サーフビートとは磯波帯に於ける平均水位の明白な上昇と下落である。サーフビートは砂洲や岩礁などの海中の障害物に接近しているAAVに一大事となり得る。通常サーフビートは砕波高の10%に等しい。岩礁はサンゴや岩で構成されているかもしれない為に、約1フィートの急な上昇や下降は時折サスペンションの深刻な破損になるに足りる程にAAVを岩礁に衝突させる。もし潮が十分な水深を障害物上に提供するか、若しくは砂洲や岩礁の構成が柔軟な物質であれば、強襲車への損傷作用は乗り越えることが可能である。

(引用及び翻訳終了)
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 この資料のこの記述から判断しまして、サンゴ礁がAAVに損傷をもたらし得るのは間違いがないと思われます。逆に言えばこの地域に侵攻する側にも同じことが言えるのかもしれませんが。その一方で十分な水深があれば運用も可能であるとしています。実際にどの程度の水深で、そして潮の満ち引き等のタイミングの要素も今後の検討課題となるでしょう。

 しかしそもそも最も重要なことは離島が敵国により占領されない様にすることです。その為にはどの様にするべきでしょうか。そのヒントが米国内で2012年8月20日にForign Policy誌に掲載されましたJAMES R. HOLMESアメリカ海軍大学准教授に掲載された下記の記事です。

The Sino-Japanese Naval War of 2012 (2012年の日中海戦) 第1頁

The Sino-Japanese Naval War of 2012 (2012年の日中海戦) 第2頁

 この論文は尖閣諸島を巡り日本単独で中国と戦争となった場合は、装備の質、隊員の練度から日本の勝利に終る可能性が高いとしています。その中でも個人的に興味深いと感じた点を引用し翻訳します。

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Consider the Senkakus, the hardest assets to defend from the Japanese standpoint. They lie near the southwestern tip of the Ryukyu chain, closer to Taiwan than to Okinawa or Japan's major islands. Defending them from distant bases would be difficult. But if Japan forward-deployed Type 88 ASCMs -- mobile, easily transportable anti-ship weapons -- and missile crews to the islets and to neighboring islands in the Ryukyu chain, its ground troops could generate overlapping fields of fire that would convert nearby seas into no-go zones for Chinese shipping. Once dug in, they would be tough to dislodge, even for determined Chinese rocketeers and airmen.
日本側からして防衛が最も困難である尖閣諸島を考える。尖閣は琉球諸島の南西先端にあり、沖縄ないしは日本本土よりも台湾に近い。遠く離れた基地から防衛するのは難しい。しかしもし日本が前線に可搬式で用意に輸送が可能な対艦兵器である88式地対艦誘導弾と、琉球諸島の近隣の島々にその要員を配備したとしたら、その地上部隊は中国海軍にとって近隣の海域を侵入不可の区域とする多重層の火力を構築するであろう。塹壕にすれば、士気の高い中国軍のロケット部隊と空軍にとっても撃退は困難であろう。

Whoever forges sea, land, and air forces into the sharpest weapon of sea combat stands a good chance of prevailing. That could be Japan if its political and military leaders think creatively, procure the right hardware, and arrange it on the map for maximum effect. After all, Japan doesn't need to defeat China's military in order to win a showdown at sea, because it already holds the contested real estate; all it needs to do is deny China access.
海空陸軍を海戦での最も優位な兵器として編成した国が勝利する可能性が高い。 もし政治と軍事の上層部が創造的に考慮し、適切な装備を発注し、最大の効果を生むように地理的に配備すれば、それは日本となるかもしれない。日本は既に問題の不動産を有効支配しており、結局のところ、海上での対決に勝つ為に日本は中国軍を打ち負かす必要はない。日本側は中国の接近を阻止すれば良いだけである。

(引用及び翻訳終了)
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 周辺の離島に移動式の対艦誘導弾等を配備し、掩体壕を設ければ南西諸島方面が難攻不落の要塞となることをこの論文は示唆しています。対艦ミサイル以外に防空網も構築することが必須となるでしょう。またそれらを防護する掩体や秘匿する工夫もです。しかしそれは逆に言えば敵側に南西方面を奪われ同様の措置を講じられた場合は日本の奪還が困難になることも意味します。

 この論文にもあります通り、米側の日本の88式地対艦誘導弾に対する評価は高いものです。一部の未確認情報によりますと「SSM-1は米海軍のポイント・マグー・ミサイル射場で発射試験を行ったが、極めて小さな洋上目標に全弾が命中した。その中には米国側によって高度な電波妨害が施された場合も含まれ、米国側に衝撃を与えたと言われている。」とのエピソードもあります。

(下の写真は陸上自衛隊パンフレットより88式地対艦誘導弾とその改良型の12式地対艦誘導弾 クリックで画像拡大)Type_88_ssm

Type_12_ssm_2 現在はA2AD(接近阻止・領域拒否)への対処が課題となっていますが、南西諸島に同様の体制を整えることにより、日本は南西諸島の防衛力・抑止力を高めることが出来るかもしれません。

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コメント

「侵攻された島嶼部の奪還を前提」
「南西諸島の防衛を強化するのが目的」
であるなら、

AAVの導入は尖閣というよりも
石垣、宮古島にいきなり侵攻される可能性を見越しているからなんじゃないでしょうか?
対中有事の本命はそちらという分析なのかもしれまれん

時節柄、まさかの朝鮮半島有事の想定とかじゃないでしょうし(笑)

AAVの有効性に対する疑問ですけど、これってなんか極論っぽく感じてしまうのは私だけ?


珊瑚礁を越えられない──そりゃそうでしょう
あらゆる地形を踏破可能な兵器なんぞ存在しません
装輪は装軌よりも地形踏破性に劣りますが、それでも自衛隊に限らず世界中の陸軍が
装輪のメリットを相応に評価しています(技術革新によって差が縮まったこともありますが)

狭い進入路に機雷を敷設されたらお仕舞い──これも別にAAVに限った話では
陸上の戦場にも隘路なんて腐るほどあります
敵がそこに地雷を敷設して、「我が何の処理も行わなければ」陸戦の王者戦車でさえ
オシマイです。突っ込めませんし、無理に突っ込んだら全滅します。


結局のところ、ありもしない「魔弾」あるいは「魔法の特効薬」を無意識に想定してしまい、
AAVがそうではないと言っているに過ぎないのではないでしょうか?
障害はいくらでも思いつくでしょうけど、それによってAAVが有効でなくなるかどうかなんて
それこそ今自衛隊がやってるように実機を買って試験しなければ分かるはずもありません

上では書き忘れてしまいましたが、崖を乗り越えられないという指摘についても同様です
浜辺には隊員が身を隠せるような障害物はほとんどなく、かつ敵にとっても補給線を維持するための重要地形であり、したがって最も苛烈な銃撃が予想される場所です
そこに装甲車を上陸初期から配置できるならば、そこから先に進撃できないことが一体なんだというのですか?
地形が急峻となるところまで戦線を押し込めれば、後はわざわざ装甲車なんぞ使わなくても
敵銃火から身を隠す場所などいくらでもあります
そういう場所に到達するまでが最も危険なのです

アシナガバチさんが引用した通り、尖閣にはSAM網とSSM網を構築する事が一番でしょうね。
海中からの接近と補給線の確保には洋上に潜水艦を配置してしまえば問題ないでしょうし。

>>名無しさん
この抜き出し方ではわかりにくいでしょうが、marman_band氏の話は産経への突っ込みですからね。
産経はAAV7を尖閣に投入する目的で購入した、と報じてますが、
実際にはそんな目的は微塵もなく、あくまで参考品だという。
防衛省ソースでは絶対出てこない勝手な妄想付け足しやがって、このやろう。みたいな。
sengoku38事件後に行われた日米合同の離島防衛訓練もAH64なんかを動員してましたし、
自衛隊は尖閣逆上陸時にはヘリボーン使う気じゃないかと思います。

>ヘリボーン

SAM歩兵がいくらでも身を隠すことができ、事前の空爆で打撃することも地形上極めて困難であり
しかもそのフットプリントから逃れる場所を探すこともほとんどできないような小島に対してですか?
それこそ死屍累々だと思いますが
通常の作戦でさえ、輸送ヘリ部隊は「一度出撃して半分帰ってこれるかどうか」と言われています
ヘリボーンが主力になるのは、敵がまだ上陸していないが、一部にしか上陸しておらず、
敵から見て山陰となる島の反対側から進入できる、というような場合に限られるかと
そしてそういう状況であっても、後続部隊を送り込む手段としてAAVは有効です

日本酒命様
防衛省としましては離島防衛の研究の一環として購入しましたので、離島防衛の研究の中でそういったことも考えるかもしれませんね。

名無し様
防衛省の今回の導入目的ですが「いわゆる参考品の購入」とのことですので、実際に該当地域で使用しながら課題を洗い出すと思われます。適した地域、適さない地域、気象、そういった自然環境のファクターも研究していくことになるでしょう。
敵の防衛(敵戦車、トーチカ、対戦車誘導弾)に関しても地形や気象と合わせて事前に調査するべきだと本記事で紹介しました海兵隊公式資料に記述があります。そうだとしますと諸条件を検討して投入するのは適切ではないとの判断に至ることも考えられます。

天山様
下地島空港も本来はバンカーをも有した堅固な基地としたいのですが、現状では地元との関係で困難ですね。

maru様、名無し様
そうであるならばそもそも敵側にまず占領させないこと、これを第一目的とする必要がありますね。その一方で占領されてしまった場合はどの様に奪還するか、そのノウハウは研究する必要があり、AAVの導入はその第一歩と言え、その意味では今回の導入は有意義だと言えます。

おはようございます

さて、彼の島にVTOLを配備するのは、駄目なんですかねぇ。FXだってF-35に決定した訳だし…
勿論奪取されたらイカンですが…奪還作戦には是非、強襲揚陸艦が不可欠なんでは?
安倍晋三次期総理には、是非とも法整備及び、我が国の地形を無視した対人地雷並びにクラスター爆弾の使用を禁止したおバカな条約を破棄して欲しいモンですなぁ。

土方様
>強襲揚陸艦
おおすみ級にAAV-7が搭載出来るかどうかがまず問題ですね。おおすみ級で運用可能であれば追加の運搬手段は不要でしょう。

>F-35B
海兵隊向けですので空自のカウンターパートではないですし、土方様の仰せになられる「彼の島」とは具体的にどの島かは分かりませんが、最新鋭機を前線に配備するのはリスクが高いと考えます。

>安倍元総理
安倍元総理が総理・総裁になれるかどうかはまだ不明ですが、もしなったとすれば下記の点が不安材料です。
(1)自民党が次の衆議院選挙で第一党となったとしても、参議院では大幅に議席が過半数に達していないこと。そして安倍元総理は政権運営が困難になりストレスで体調を崩して総理を辞任したことがあること。精神的な弱さや健康問題を克服出来ているのか。そもそも自民党が参議院に於いて大幅に過半数割れとなっている現状のA級戦犯が安倍元総理である。そのけじめがついているのかどうか。
(2)連携先を維新の会としていること。維新の会は来年の参議院選挙以降までは参議院に議席を有せず、そうだとすると連携したとしても参議院で過半数を大幅に下回る現状に変わりはない。公明党と連立をしても過半数に達しない。衆議院でも自民党は過半数に達しない可能性がある。どの様に政権運営をしていくのか。(1)で述べた精神的な弱さで体調を崩さないか。
(3)(2)と密接に関連するが維新の会と政策的な合意は見込めるのか。特に安倍元総理はTPPや原発の問題をどう考えているのか。維新の会はTPPに積極的に参加(私も心情的には参加に賛成)、原発は原発0を目指している(私は原発と同じ発電コストが達成可能な代替手段が開発され実用化るまでは原発廃止は反対である。無理な再生可能エネルギーの導入は日本の経済競争力にマイナスである)
因みにクラスター弾禁止(オスロ条約)のA級戦犯も安倍元総理です。
上記の各点を考慮しますと安倍元総理が再度総理となるのはリスクが高いと言えます。私は心情的に安倍元総理には「美しい国」の実現を国家元首として再び目指して欲しいと考えますが、政権の枠組みが安定し、参議院でもある程度議席を回復した次の次が無難かもしれません。

私は水陸両用戦闘車の有用性を論じる知識はありませんが・・・陸自が島嶼防衛や部隊の一部を「海兵隊化」を行う場合の象徴的装備として、取りあえず評価しようとしているのではと愚行します。

ただ、現状で急ぎで入れないといけない装備とは思えませんが・・・現代の揚陸戦闘では余り使えなさそうですし、普段の使い出がなさそう・・・海兵隊での現在の運用状況を知りたいですね。

また島嶼防衛の主役はやはり、陸上自衛隊じゃないと思うんですよ・・・海上自衛隊であり航空自衛隊なんですよ・・・そっちに予算を重点配分するべきであり、無駄な装備に金は使って欲しくないですね。

はじめまして。いつも興味深く拝読させていただいております。

AAV-7と聞くと、どうしても大戦中のLVTや特二式内火艇の現代版というイメージがあります。確かに敵前での強襲上陸では必要な選択肢の一つかも知れませんが、水上での速度を考えると運用方法を間違えればRPGでも撃破されてしまいそうです。しかし南鮮も装備している兵器ですので、研究材料として現物を入手しておく事は有益でしょう。

むしろ現有装備の有効活用という観点から、実際に運用実績のあるLCACを改修して自走榴弾砲やMLRS、あるいはSAMを搭載状態から射撃可能にすれば、数隻のユニットで対地・対空・上陸制圧任務を組み合わせた高速部隊を編成できると思います。気象条件にもよりますが、石垣島から出撃すれば輸送艦無しでも尖閣諸島まで往復できます。

もちろんLCACが発射のブラストや衝撃に耐えられる構造なのか、そして特科火力の射撃諸元の評定算出などが艇上で可能なのかが前提になりますし、当然上空のエアカバーも不可欠でしょう。

しかし限られた予算の中で離島の奪還作戦を考える場合、こういった研究や模索は大いに行うべきではないでしょうか?また、あくまで軍事的観点での考察ですので、稀少生物の保護や環境の保全は考慮しておりません。

エンリステッド様
>島嶼防衛の主役
私も海と空が主役となると思います。まず上陸させない為には海と空の守りを万全にする必要があります。その一方で敵側の上陸と占領を一度許してしまうと奪還する必要がありますから、それは陸自にしか出来ません。その為にはやはり海自との連携が必須となりますね。

ハエトリオット様
>LCACを改修して自走榴弾砲やMLRS、あるいはSAMを搭載
どこかで聞いた事のあるアイデアですが、自走砲を搭載する場合は弾薬庫はどうするのか、またそもそもLCACを最前線に投入するべきなのか、様々な課題はあると思います。

島嶼防衛に関して、各部はおそらく様々な研究をしているとは思います。その中で海上自衛隊には「護衛艦の艦砲」を用いた「対地戦闘」について本格的に研究して欲しいと思います。5インチ砲の砲弾は陸の155ミリ砲と同等という話しもあります。有効な火力として活用するには、戦術・運用方法の確率、そして訓練をする必要があるでしょう・・・その辺は支援を受ける陸上自衛隊とともに研究の必要があるでしょうね・・・

エンリステッド様
>島嶼防衛研究
あたご型、あきづき型がMk 45 5インチ砲を搭載しているのもその証でしょうね。
更に言えば艦砲射撃の際に目標を発見し正確に命中させる情報収集能力も必須です。UAVやその他のISRの向上も必須となるでしょう。

おばんでやす

艦砲射撃!? 確かにミサイルよりも、速射性に優れていそう♪ ミサイル全盛の現在に於いて、艦砲射撃が見直される(?)とは、大和ファンの私には嬉しいやら♪
確かに「彼の島」という言い方は漫然としてたかも知れません。尖閣諸島及び南西方面ですね。普通の飛行場が設営出来そうにないから、そうなったらVTOLを配備するのが肝要かと。F-35のシミュレーターって、各タイプに対応出来るんですよね? 実物が入って来るまで、シミュレーターで先行訓練する訳にはイカンですかねぇ…

土方様

尖閣諸島には攻撃を受けた際に遮蔽物がありませんので、隊員を配置しましても現行では人柱にしかなりません。ましてや最新鋭機を配備するのは論外です。

おばんでやす
あ~れ~!! 迂闊でした(T_T) よくよく思い出してみれば、尖閣諸島に遮蔽物は有りませんですた( ̄○ ̄;) って事は、南西諸島は大なり小なり、尖閣諸島みたいな感じですかい? 南西諸島には、通常の滑走路が設営出来るようには思えないのですが…ヘリコですが、艦及び上陸部隊はともかく、航空機には対抗出来ないのでは…そういう意味で私はVTOLって言ったんですが(-.-;)
ユーロファイターは艦載機(ネイバル)はあっても、VTOLはありませんからねぇ。そう考えると、FXがF-35になったのも何だか皮肉めいてますなぁ(^_^;)
ところで、F-35以外でVTOLありますかい? まさかハリアーを中古で買い上げる!?
一方で、通常型の戦略潜の研究はイカンですかねぇdash

土方様
下地島空港を活用しますと面白いのではないかと考えます。
http://kuon-amata.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-3381.html

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