日本の防空網はステルス機を防げるか、F-35Aを活用出来るか
(上の写真は米空軍公式サイトからF-22AとF-35A, 米国空軍Jeremy T. Lock二等曹長が撮影, 米空軍の方針により配布自由, クリックで写真拡大)
1.はじめに
当ブログのひとつ前の記事「FPS-7レーダーの探知能力は430km以上?」のコメント欄でステルス機がレーダーで捕捉可能かどうか、また捕捉したとしましてもロックオンが不能である為に脅威であることには変わりがないのではないか、ステルス機の重要性は減少するのではないかとの議論が繰り広げられました。
今回のこの記事ではAOL Defense等にステルス機の有効性に関しての議論が掲載されていましたので紹介することとします。
2."Will Stealth Survive As Sensors Improve? F-35, Jammers At Stake"
(1)記事内容
今回紹介しますのはAOL Defenseの2012年11月27日の記事"Will Stealth Survive As Sensors Improve? F-35, Jammers At Stake(センサーの発展の中でステルスは生存するか?F-35、電子妨害機が危機に)"です。これより下記に同記事の一部抜粋と翻訳を実施します。
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Is stealth still America's silver bullet? Or are potential adversaries' radars getting too smart for US aircraft to keep hiding from them?
ステルスはまだ米国の銀の弾丸であろうか。それとも潜在的な敵国のレーダーは米国の機体にとり隠れ続けるにはスマートになり過ぎているか?
With the B-2 bomber, the F-22 Raptor, the F-35 Joint Strike Fighter, and a future bomber system known as Long Range Strike, the Air Force has bet its future on an all-stealth combat fleet.
B-2爆撃機、F-22ラプター、F-35統合攻撃戦闘機、長距離攻撃として知られている将来爆撃機システムで空軍は全ステルス戦闘隊に将来を託した。
After the Navy's troubled A-12 stealth plane program was cancelled in 1991, by contrast, the sea service kept buying conventional aircraft, the F/A-18E/F Super Hornet.
1991年に困難に直面した海軍のA-12ステルス機計画がキャンセルされた後に、海軍は対照的にF/A-18E/Fスーパーホーネットを購入し続けた。
The Navy F/A-18 is "fine in the kind of threat environments that we've been used to operating in over the last 20 years," he said, against relatively backward foes like the Taliban or even Saddam Hussein, "but [non-stealthy] fourth generation aircraft --F-15s, F-16s, F-18s -- are not survivable in a modern double digit surface-to-air missile environment."
海軍のF/A-18E/Fは「過去20年間で我々が作戦遂行するのに慣れた通常の脅威環境には有効である」、比較的遅れた敵であるタリバンないしはサダム・フセインにすらであるが、しかし(非ステルス機である)第四世代機のF-15、F-16、F-18は近代的な"二桁地対空ミサイル"環境で生存可能ではないと彼(David Deptula退役空軍中将、インテリジェンス・監視・偵察初代空軍責任者)は述べた。
("二桁地対空ミサイル"とはNATOコードでSA-10, SA-20, SA-21など二桁の型番を有するロシア製地対空誘導弾, 下の写真は英語版WikipediaよりS-400地対空ミサイル, 著作権はPublic Domain, クリックで画像拡大)"The rapid expansion of computing power also ushers in new sensors and methods that will make stealth and its advantages increasingly difficult to maintain," Adm. Greenert wrote in July. "It is time to consider shifting our focus from platforms that rely solely on stealth."
「コンピュータ能力の急激な拡張は新たなセンサーと対抗手段を導き、ステルスとその利点を維持することを更に困難とする」とGreenert 提督は7月に書いた。「ステルスのみに頼る基盤から我々の視点を移行する時期である」
So while the Air Force has bet on stealth to hide its planes from hostile radar, the Navy is still buying electronic-warfare aircraft to neutralize radar the old-fashioned way, by jamming it.
敵対的レーダーから機体を隠す為に空軍はステルスに頼るが、伝統的な方法であるジャミングによりレーダーを中和する為に海軍はまだ電子戦機を購入している。
"People need to understand stealth is not invisibility," Deptula told AOL Defense. As current sensor technology improves, he said, "you're going to be able to detect aircraft with current levels of low-observability at further distances." That said, non-stealth planes are much bigger targets, he said: "It's a piece of cake for an adversary with a sophisticated air defense system to engage and kill a 4th generation aircraft; it's very difficult for them to do that with a 5th gen aircraft. Will it get easier in the future? Possibly."
「ステルスは透明になることではないと理解する必要がある」とDeptula氏はAOL Defense紙に述べた。現状のセンサー技術が向上するにつれて、「更なる遠距離で現行レベルの低視認性の機体を探知が可能となる」と彼は述べた。とは言っても、非ステルス機は更に大きなターゲットであると彼は述べた。「高度な防空システムを有する敵にとり、第四世代戦闘機と交戦し撃墜することは容易である;第五世代戦闘機でそれをすることは彼等にとり非常に困難である。将来的にはそれはより容易となるであろうか?可能性はある。」
"You can't make something disappear, all right?" echoed Friedman. "What you can do is reduce the signature you get back [on the enemy's sensor screens]. More powerful processors buy you back part of the signal" – and thanks to Moore's Law, the processing power available to do that doubles every 18 months. The more powerful the processors and the more sophisticated their algorithms, the more effectively they can sift meaningful data out of the static. And no matter how stealthy an aircraft is, it still makes some noise, it still emits some heat as infra-red radiation, and – most critically – it still reflects back some portion of an incoming radar beam.
「何かを消し去ることは出来ない。分かりますね?」とFriedman氏(ステルス懐疑派の軍事アナリスト、理論物理学の学位者)は呼応した。「出来ることと言えば(敵のセンサースクリーンに)戻るシグネチュアを減らすことだ。プロセッサがより強力であれば、信号を一部を捕捉する。」ムーアの法則により、それをするのに利用出来る処理能力は18ヶ月毎に二倍となる。プロセッサが強力でアルゴリズムが精巧であればある程に、統計からより有意義なデータを抽出出来る。機体が如何にステルスであったとしても、ある程度のノイズを発生させ、赤外線として熱を発し、そして最も重大であるが、照射されたレーダービームの一部を反射してしまう。
(下の画像はWikipediaよりムーアの法則の図 作者はJulben氏 クリックで画像拡大)Not that all radars are created equal. Even back in the 1980s, author Andrew Cockburn warned that, ironically, the Soviet Union's oldest, crudest radars might detect stealth bombers that newer systems missed. Stealth aircraft rely on carefully designed shapes and thin surface coatings to baffle incoming radar beams. But the lower the frequency of the incoming radar, the longer the wavelength, which means the less it reflects such subtleties at all: It's essentially too stupid to be tricked.
全てのレーダーが均一に作られた訳ではない。1980年代にすら、作家のAndrew Cockburn氏は比較的新しいレーダーが見逃したステルス爆撃機を皮肉にもソ連の最も古く粗悪なレーダーは捕捉するかもしれないと警告した。ステルス機は照射されるレーダービームに対抗する為に緻密に設計された形状と薄い表面の塗料に頼る。しかし照射される周波数が低いほど、波長が長くなり、そしてそれは全く機微を反映しない。実質的に騙されるには鈍感過ぎるのである。
The upside is such relatively crude radars may detect a stealth aircraft is out there somewhere, but not accurately enough to shoot it down. The low-frequency, long-wavelength radars that are most likely to see through stealth are, for the same reasons of physics, the least precise. They're also too big to fit in anything but a ship or a fixed ground installation, where they are typically used to give warning that aircraft are in the general area. Actually tracking and hitting a target depends on smaller, shorter-wavelength radars which can fit in, say, an interceptor aircraft or surface-to-air missile and which offer more precision but are also more easily baffled by stealth technologies.
その様な原始的なレーダーはステルス機が何処かにいることを探知するかもしれないが、撃墜するには十分な精度を有しない。低周波で波長の長いレーダーがステルスを捕捉する可能性が最も高いが、物理学の同じ理由で最も不正確である。そしてそれらは大き過ぎであり艦船か陸上施設にしか利用できず、そしてそれらはその空域に航空機が存在するとの警報を与える為の典型として使われてきた。実際に目標を追尾し命中させるにはより小型で短波長のレーダーに頼っており、迎撃機や地対空ミサイルに搭載可能であり、より正確であるが、ステルス技術により妨げられ易い。
The problem is what happens when all the radars are working together in parallel instead of in a series. Rapid advances in computing technology don't just improve the individual radars. They also make it easier to share data among multiple sensors of multiple types – radar, infra-red, visual, acoustic – and thus put together scattered clues into a picture that's clear enough to kill.
問題は全てのレーダーが流れ作業的にではなく融合的に機能していた時に何が起きるかである。コンピュータ技術の急速な発展は単独のレーダーを進歩させるだけに止まらない。それらは複数のタイプの複数のセンサー(レーダー、赤外線、画像、音響)で共有することを容易にし、従ってばらばらの手掛かりを一つに纏めて撃墜するのに十分となる。
The issue is not just technology but tactics. Stealth aircraft still need to aim for the weak points in an enemy air defense system to fly through the gaps in radar coverage;
問題はテクノロジーだけではなく戦術もである。ステルス機は敵の防空システムの弱点を突きレーダー探知圏外の間を飛行する必要がある。
While a large enough armada of non-stealth strike planes and escorting jammers can batter their way through enemy air defenses, Deptula said, "you'd have to put together a significant force package with many aircraft to do the same job as a handful of fifth-generation jets [like] F-22s and F-35s."
非ステルス攻撃機の十分な大編隊とエスコートジャマーは敵防空を突破可能ではあるがとDeptula氏は述べ、「その場合は少数のF-22やF-35の様な第五世代機で行うのと同様の任務を多数の機体で一大のフォースパッケージを集約しなくてはならない」(上の写真は米空軍公式サイトからF-22AとF-35A, 米国空軍Jeremy T. Lock二等曹長が撮影, 米空軍の方針により配布自由, クリックで写真拡大)
For example, the F-35 possesses powerful jammers and highly classified electronic warfare capabilities, as well as boasting layers of designed-in low observability (aka stealth).
例えばF-35は長所である幾重もの低視認性(即ちステルス)と同時にに強力なジャマーと機密性の高い電子戦能力を有している。
"We have to get beyond the notion that 5th generation aircraft are single-role aircraft," said Deptula. "They're actually flying sensor nodes; they can collect ELINT [electronic intelligence], SIGINT [signals intelligence];
「私達は第五世代機が単一任務機であるとの認識から脱さなくてはならない。」とDeptula氏は述べた。これらは飛行するセンサー接点である。これらはELINT(電子偵察)とSIGINT(信号情報)を収集出来る。
But Friedman believes stealthy aircraft should not emit. "The more stealthy you want to be, the less you want to emit."
しかしFriedman氏はステルス機は放出するべきではないと考える。「よりステルス性を望むのであれば、放出をより少なくするべきである」
(引用及び翻訳終了)
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(2)記事の要旨と捕捉
こう見ましても米国内でもステルスに対する見方が軍と海軍、または専門家により見解に大きな相違がある事が分かります。空軍の今後の主力はステルス機となるのに対して、海軍はF/A-18E/FとF-35Cの二本柱としているのです。
まずステルスはレーダーにより(科学技術の進歩とセンサーの発達に伴い)捕捉される可能性に関しては上記記事の中では専門家の間でも異論はありませんでした。ただそれが撃墜可能であるか否かに関してはDeptula氏とFriedman氏は意見が異なる模様です。Deptula氏はステルス機は例えレーダーに探知されたとしても、ステルス機に対してはロックオン自体が困難である為に生存性を大きく向上すると確信し、Friedman氏は複数のセンサーを組み合わせ、データリンクを構築し、例えば飛行コースを予測すれば撃墜が可能となる可能性を指摘しています。その具体例が1999年のコソボでのF-117撃墜であるかもしれないとも記事にはあるのです。
また生存性向上の為に電子戦機に関しても議論されていますが、Deptula氏は第五世代戦闘機はマルチロール機であり、高度の電子戦能力を有しており、またデータリンクも秘匿性が高く通信が探知困難であるとしています。それに対してFriedman氏はステルス機は電波自体を発信してはならないとの主張です。
ステルスに関する上記の見解のどちらが正しいかは浅学な私には判断するだけの力量はありません。しかし私はこの二人の識者の視点は相互に矛盾するものではないと考えるのです。即ち
(a)ステルス機は捕捉される可能性があり、特にコンピュータ技術とセンサーの発達によりその危険性が高まる。しかし撃墜されるかどうかはまた別の問題である。
(b) 生存性を高める為にはレーダーの探知圏外を飛行する必要があり、また電子戦機の援護があることが望ましい。
また私としましては、特にF-35はセンサーを満載したマルチロールファイターであることを重視したいと考えます。また機動性も思った以上に高い模様です。緊急時の回避機動にも役立つと思われます。
(この動画はLockheed Martin社が自社のYouTube公式アカウントに投稿したF-35の迎え角の飛行試験)
あくまで第五世代戦闘機とはステルスを一要素として含んだ一つのシステムではなかというのが私の結論です。
3.日本の防空網はステルス機を防げるか、F-35Aを活用出来るか
上記の議論を日本にも当てはめて考えるとどうでしょう。日本のレーダーの探知能力がどの程度かは分かりませんが、狭い感覚で配備されている事が下の地図からも分かります。それぞれのレーダーの性能と、ステルス機自体のステルス性にもよりますが、ステルス機が飛行可能な探知圏外の区域は比較的少ないかもしれません。
(下の画像はWikipediaから日本のレーダーサイト位置 Los688氏制作 クリックで画像拡大) さらに日本はデータリンクも発展しており、空自のJADGEシステムはレーダーサイトは勿論のこと、早期警戒機、戦闘機、海自、陸自ともリンクされており(或いはその技術を開発中)、多数のセンサーが融合的に運用されていると言う事が出来ます。また米空軍横田基地には今年の3月に空自航空総隊司令部が移転しており、日米で防空情報が共有される体制が構築されているのは周知の事実です。
「空自新管制システム始動 MDの頭脳、情報一元化」(2009年07月01日 18:42 共同通信)
「総隊司令部 横田移転を完了 「同盟のシンボル」 日米共催で"同居"祝う 」(2012年3月29日付け 朝雲新聞社)
平成20年度政策評価書(事前の事業評価) 自衛隊デジタル通信システム(戦闘機搭載用)-PDF-
( 上の画像はJDCS(F)運用構想図 別紙より-PDF- クリックで画像拡大)
(上の画像は対空戦闘指揮統制システムの運用構想図 別紙より-PDF- クリックで画像拡大)
こうして見ますと、日本には一定のレーダーの密度とデーターリンクがあり、上記の議論を当てはめますと、ステルス機にとって比較的難しい環境と言えるかもしれません。
更に言えば日本はF-35Aを導入しますので、その高度なセンサーフュージョンとデータリンクはステルス機を捕捉する有効手段となり得ます。そして電子戦機としての活用も可能でしょう(もしF-35Aの一部を電子戦機としての活用を是認するのであれば)
(下の写真はJA2012会場にて筆者が撮影したEOTS模型 クリックで拡大)
またF-35Aの存在自体がステルス対抗策を構築する研究材料として活用が可能かもしれません。そういった意味合いでも私はF-35Aの導入は正解であったと考えます。
(下の写真はJA2012会場にて筆者が撮影した日の丸F-35A模型 クリックで拡大)
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コメント
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断片的な情報をうまく集約して、主旨をしっかり伝えている良い記事ですね!
とても参考になります。
日本もレーダーの統合化はかなり力を入れている分野のようですが、それでも中々ゴールが見えてこない現状を見ると、今後10年そこいらで完成するような技術ではないような気がしています。
F-35の導入で、こうした研究が加速すると良いですね。
第6世代ジェット戦闘機のコンセプトがアメリカでも未だ模索中のようですが、どのような革新的な技術が盛り込まれるのか既にウズウズしてますw
投稿: sub. | 2012年12月 7日 (金) 16時21分
敵を知るには同じ様な物を保有し対策と傾向をねるというのは基本中の基本ですから。直近の脅威より、将来の脅威の事を考え、F-35Aの選択は間違っていなかったと思います。そういえば、アレスティングフックの問題を抱えていたF-35Cですが、その後改造したアレスティングフックはアレスティングワイヤを捉える事に成功したみたいですね。このせいあって?イギリスはF-35B→F-35C→F-35Bと発注を変えたりして迷走したしていましたが、ここのところはF-35A/BCの開発は順調のようでよかったです。
投稿: キンタ | 2012年12月 8日 (土) 01時29分
とても丁寧な記事で大変勉強になりました。
ありがとうございます。
空軍と海軍で対照的な見解が出るも、それぞれに妥当性なのは興味深いです。
「プロセッサ性能の向上がステルスに脆弱性をもたらす」という意見には少し異論が有ったりしますが、書いてて酷く嫌らしい文章になったので消しました(笑)
F-35のレーダー・センサーを初めとするアビオニクスが自衛隊にもたらす能力には期待せずにはいられません。
投稿: 冷麺 | 2012年12月 9日 (日) 01時04分
sub,様
北朝鮮の弾道ミサイル対応が一つの契機となり、防空体制の統合運用が進みつつあるのは望ましいことと思います。
空自のF-15非MSIP機やF-2に搭載される予定のJDCS(F)は2-3年以内で開発・試験が終了見込みです。
周辺諸国のステルス戦闘機の開発状況を勘案した時に、完全にデータリンクが統合化が間に合うかそうかはギリギリですね。ただその一方で技術は日進月歩でありますから、常に改善や新たな構想が生まれてくるでしょうね。
>第六世代戦闘機
(Lockheed Martin社の構想に関して若干この記事で触れたことがあります。ただ非常に抽象的ではありますが)
http://paper-wasp.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/fa-18ef-f5da.html
「速度の大幅な向上、航続距離延伸、ロイター飛行時間の延長、マルチスペクトルステルス性(レーダーだけだはなく視覚、聴覚に対してもステルス性があること)、ユビキタスなsituation awareness、自己修復構造及びシステム」
キンタ様
もし日本がタイフーンやF/A-18Eを選定していた場合は、韓国も含めて近隣諸国がステルス機導入を目指す中で見劣りしてはしていたこと、そして対策構築の材料がなかったことは確かでしょうね。日本の防空網にF-35がどの様に捕捉されるのか興味深いところではあります。
冷麺様
日本の経済力・民生の技術力が、結果として世界各国と比較しましても質的に高いレベルにある防衛体制を構築することに役立ったと私は考えています。そうだとしますとその民間の技術を国際競争力のあるものとしてKeepする不断の努力が日本国として必須であると私は考えています。
投稿: アシナガバチ | 2012年12月12日 (水) 12時52分